SIへの道のり お客様と共に進化するSI。

STEP1 : お客様の業務把握・システム構想

お客様より資料をいただく

弊社の様々な経験では、『業務改善のためにシステム改善が必要なことはわかっているけど、具体的にどうすればいいのか・・・』と言うお客様がほとんどです。
弊社としては、仕様書をバーンとお渡しいただいて、『あとよろしく!!』とおっしゃっていただくことがベストですが、世の中そううまい話は転がっていません。
これまでの経験から、簡単な伝票や業務フローの一枚とお客様による10分の説明だけでもOKです。

 

弊社にて資料の解析~問題点の予想
~お客様に必要なシステムを予想

お客様にいただいた伝票や業務フローと簡単な説明を元に、お客様が必要とするシステムの概要・改善点を想定します。
このような過程を数多く経験してきた結果、お客様の業務内容・欲するシステムを予想するだけの経験値を持っています。 伝票一枚からのお問い合わせでもバンバン受け付けます!

 

お客様とのミーティング~業務を拝見
~弊社システムの提案

弊社にて必要なシステム・改善点の概要を考えた後、 お客様に業務をもう少し詳しく説明していただき、さらに弊社での案を見ていただきます。
さらに、弊社メンバーがお客様の現場に訪問させていただき、 業務を実際に拝見したり、営業へのご同行(移動の帯同のみ)をすることもあります。
 
簡単な原案ですが、お客様にとっては、自分でも不明確な構想が、ある程度、目に見える形として表れてくるので、さらに自分の欲するものに対してのイメージが湧きやすくなります。
『簡単』ではあってもこれがあると、お客様も作成するべきシステムについて、実感を持って検討していただいています。
また、この時点で、弊社予想の概要に対して、口頭でのお見積・期間のプランについて、ご説明いたします。
期間やお客様業務の内容によっては、PoC(Proof Of Concept)として最低限必要な業務を運用できるかどうかといった提案をすることもあります。

お互いに宿題の持ち帰り

ミーティングでの課題をお客様・弊社ともに持ち帰り、検討します。 この後に、弊社からは期間的なプラン・お見積もりなどを提案いたします。

 

STEP2 : 仕様作成・開発

キックオフ~システム概要のすり合わせ~プラン作成

関係者に集まっていただき、キックオフです。
関係者を集める段階では、主要メンバーは概要を把握した状態で、関係者全員に、明確にやりたいこととゴールを説明できるだけの検討をし尽くしておきます。
 
この段階で明確な目標を持つことが重要になります。プロジェクトが失敗する多くの理由は、プロジェクトの目標を明確に設定できず、場に応じて右往左往してしまうことから生じます。
プロジェクトの進行によって目標の多少の変化はありますが、スタートの段階ではゴールとする目標を明確に設定しておくことが重要です。
この内容を元に、関係者へ、必要なアクションの説明・期間的なプランの話し合いを行います。

お客様と弊社にて仕様作成

お客様に仕様を作成していただければ幸いですが、 お客様のご要望を元に、弊社にて仕様を作成することももちろんできます。
また、それに合わせて必要なハードウェア・ソフトを弊社にて選定します。
 
システムリリース後の運用をいかに少なくして最大の効果を引き出すが、重要なポイントになります。また、リリース後のシステムのメンテナンス性も十分に考慮する必要があります。
この段階では、お客様の意思を伺う・お客様と弊社の認識の違いをなくすために、お客様とのミーティング・お問い合わせは多くなります。

弊社にてプログラム作成~テスト

弊社にて、プログラム作成、単体・連結テストを行います。ご要望があれば、この段階でも要所ごとにお客様に参加していただき、細かい修正を加えていきます。

お客様へのデモ~修正点確認

お客様へのデモを行い、実際に動くものを見ていただきます。これにより表出する、新たなご要望・改善などを伺います。
ただし、この段階での変更は幅が狭くなります。大幅な変更を加えることは、当初設定した目標から外れてしまう可能性を含んでおり、
プロジェクトを誤った方向へ進ませる原因となってしまうからです。

最終確認

お客様のテスト環境にて、稼動の最終確認を行います。

 

STEP3 : 現場教育・リリース

お客様の現場の皆様への教育

リリース前に、現場で実際にシステムをお使いになる方への教育も弊社の重要な仕事です。
いくら素晴らしいシステムを作成しても、運用がうまくいかなければシステムは意味を成さず無駄な投資になってしまいます。
 
数億というお金をつぎ込んでも、開発の段階で理想によりすぎたシステムを作って、使えないものだったり、
現場での運用とかけ離れたもので役に立たなかったシステムをこれまでも幾度か目にしてきました。
せっかく開発したシステムが成功するかどうか、のポイントです。

リリース

運用を開始します。

一定期間のサポート

電話・FAX・Mailなど、様々な方法でバックアップ体制を取ります。
ご要望によっては、しばらくの間、お客様の現場に弊社担当者を常駐することもあります。

改善

お客様の現場でのシステムご利用にあたり、業務プロセスを見直した結果、『ここはこうすればもっと業務効率の改善が図れるのではないか』という課題が挙げられることが多々あります。
実際にやってみないと全体が把握できないという人間の特性ですが、このようなことのために、
期間的にもコスト的にも、1回の改善分ぐらいの余裕を持っていただけると、より使いやすい・高品質なシステムになります。